2025年10月31日 09:30

東京都、電動キックボードシェア専用ステーション100箇所増設を発表

電動キックボードシェア専用ステーション

東京都は10月31日、都内における電動キックボードシェアリングサービスの利便性向上を目的として、2026年3月までに専用ステーション100箇所を新たに増設すると発表した。今回の増設により、都心部の主要駅周辺や観光スポット近隣でのアクセス性が大幅に向上する見込み。都の担当者は「ラストワンマイル交通の選択肢を増やし、公共交通機関との連携を強化することで、都市交通全体の利便性と環境負荷の低減を同時に実現したい」とコメントした。

また、各ステーションには充電設備も併設され、事業者の運用効率化も支援する。専用レーンの整備と合わせて、マイクロモビリティの利用環境が整いつつある。都は2027年度までに年間利用者数を現在の3倍にあたる300万人に引き上げる目標を掲げている。

メディア
日本経済新聞
著者
編集部
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